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魚沼基幹病院様の研修会に参加しました。その2

9月27日(金)に、魚沼基幹病院様の研修会に、医療系分野への進学を希望する本校生徒が参加しました。
今年度2回目となる今回は、病棟単位の学習会に参加させていただきました。内容は「急変時シミュレーション」です。
参加した生徒の感想を抜粋して紹介します。

【感想①】
 まず、看護師の方から実際に使う薬品の説明をしていただき、効果やそれに伴う副作用、使用量について学びました。そして、実際に例をあげて急性期に応じた対応をとる看護師の方々を間近で見て、圧倒されました。心臓マッサージを始めてから、心電図を読み、それに応じた対応をとる姿がとてもかっこよく、強く印象にのこりました。
 また、別例でははじめは意識があった患者さんが胸が苦しいと訴え、意識を失うという例でした。AEDを使用しようとしても使えないと判断され、何が問題なのかを考えると、新しく始めた治療の点滴が患者さんに合っていないということでした。生理食塩水を投入し、体内で濃度を薄め、心臓マッサージを続けることで意識が回復するという事案でした。
 終わった後も看護師さん同士で反省点や気づいた点をあげ、実際起きた時にどのような対応をとればよいか、細かな点まで話し合っていました。
 今回の体験で、自分の未来の姿がより鮮明になり、進路実現に向けて努力しようという気持ちが更に強合ったので、参加して良かったです。どうもありがとうございました。

【感想②】
 今回の魚沼基幹病院の急性期シミュレーションは、まず急性期に投与する薬剤の説明がありました。救急カートに入っている薬剤を確認し、どういったときにどの薬剤が必要なのか、その薬剤がどういった効果をもたらすのかの説明があり、量も多く大変なんだと率直に感じました。医師の判断のもと、薬剤の投与などをおこないますが、医師の判断が誤っていた場合、訂正できるように全員が頭に入れなくてはいけない事だと再確認しました。
 その後、実際に人間の模型で急性期シミュレーションを行いました。夜勤を想定し、3人1組で行いました。この人は何が原因で発作を起こしていたのか周りを見て行動していました。心停止していたため、発見者が即座に心臓マッサージをおこない、他の二人が患者さんの状態を把握して今、何が必要なのかを考え、行動していました。看護師は判断力や洞察力が求められるのだなと再確認しました。「私は○○行います」「私は○○手伝います」と報告を行いながら、今、誰が何をしているのか全体を把握する事が大切だと思いました。
 逼迫感をずっと感じて、自分もこういうことを実際にすると思うと、自分にはできるのだろうかととても不安になりました。しかし、人の命のために全力で行動すること、学び続けることはすごくかっこいいことだと改めて実感し、自分の必ず医療現場で働きたいと思いました。私は第3次救急医療を提供する救急医療施設で働きたいと思っています。常に緊張感をもちつつ、リラックスをして判断力を大切に、人の命のために全力で闘い、より多くの命と向き合える看護師になりたいです。すごく貴重な経験ができました。本当にありがとうございました。

研修に参加し、実際の医療現場について学ぶ中で、自分の進路目標をより明確化し、自分の夢に向かって頑張ろうという気持ちを新たにすることのできる貴重な体験となりました。

2回に渡り、六高生を受け入れてくださった魚沼基幹病院様、本当にありがとうございました!!!